(平成30年11月号)

病気でもないが、健康でもない…。
しかし放置すると病気になるだろうと予測される状態を東洋医学では未病(みびょう)と言います。 肥満等はその代表例と言われています。実は口腔についても未病と言える状態があります。 噛む・飲み込む・話すという口腔機能が、病気とまでは言えないが、わずかに衰えが認めらる状態を オーラルフレイルと言います。放置すると口腔機能低下症という病気となり、 介護リスクや死亡リクスが2倍以上に高くなります。この”口腔のわずかな衰え”は、 気付きにくく、見逃されがちです。そんな時に有効なのが、歯科健診。そこで今月は、 『居宅・施設・病院での歯科健診』のご案内です。是非この機会に歯科健診を受けてみてください。

通院が困難な方への歯科健診

歯科口腔保険法には、「健康で質の高い生活を営むためには口腔の健康を保つこと重要」であり、 「口腔の健康を保つには歯科疾患予防、つまり歯科健診が有効である」と明記され、 その目標値が示されています。通院が困難な方(要介護者)に対する歯科健診の実施率は、 下記の通り目標値を下回っていて、大きな課題となっています。当院では積極的に対応したいと考え、 次の通り歯科健診を実施します。要介護者の歯科健診では、むし歯、歯周病等といった歯科疾患に加え、 噛む・飲み込む・話すといった口腔機能の状態の把握が重要です。お気軽にお申し込みください。

お申し込み方法


1.歯科健診申込書(別紙)を記入して下さい。
2.当院にFAXを送信して下さい。※お電話でも可
3.折り返し、当院からお電話をいたします
その際に、健診日時を調整します。

健診結果について

健診を受けた方には、『健診結果票』をお渡しします。悪い箇所がある場合は、 早期に治療する事をおすすめします。訪問可能な歯科医院が近くにない場合は、 当院が往診することも可能です。治療は保険診療となりますので、お気軽にご相談ください。

歯科健診申込書』←(ダウンロードください)に必要事項をご記入の上、
047-443-8787までFAXを送信ください。

実施期間:10月中旬~11月末頃まで
内容  :問診及び口腔内診査等
場所  :居宅・施設及び以下の医院

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